チューリップの選び方

チューリップ01

市場で、チューリップが多く並ぶ季節です。
チューリップというと、4月の入学式の花壇に植えられたオーソドックスなチューリップを思い出す方も多いと思います。

市場のチューリップは実に多彩。
ユリ咲き、八重咲き、フリンジ咲き、一重咲きなどのいろいろな咲き方が楽しいチューリップ。

1月後半のベーシッククラスのレッスンでは、このチューリップをテーマに
かわいい活け方、チューリップの特性を生かした活け方をやっています。

このチューリップは比較的手ごろな価格なのに、表情も豊かで
子供から大人まで愛される万能花材。
チューリップを上手に活けることができれば、かわいいパステル系のアレンジはもちろん、
ダークで重厚感あるアレンジまで応用が利くようになりますね。

チューリップを仕入れるときに気をつけていることですが、
お花には等級というものがあります。重量、茎の長さ、硬さなどで分けられています。
一般には、重いものが品質が良いとされていますので、
買うときには束を持ってみて比較しています。
ズシっとするものを買っています。

それから、葉を見ています。
葉がみずみずしいのか、元気がなくなっていないかも大切なポイント。

仕入れは「戦い」。
だから、瞬時の判断が必要ですね。
色を見ながらも咲き方をみて、品質もみて、葉を見て即決しています。

お花屋さんに行ってチューリップを選ぶときに、少し参考にしてもらえると嬉しいです。