チューリップの特徴

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前回、チューリップの選び方を書きました。

フラコッタデコフラワースクールのBasicクラスでは
必ずチューリップの特性をお伝えしています。
もしもスクール生さんが、このブログを見ていたら重複してしまいますが
チューリップは、開花が進むにつれて茎が伸びてきます。
これは他のお花にはない大きな特徴ですね。

そのため、ブーケやアレンジメントに使用をするときは、スペースをとったり、
茎が伸びることを意識をして組んでいます。

たとえば、ウェディングフラワーでチューリップを使うときは
特性を考えながら組みます。
今はちょうど良くても、明日には伸びて表情が違っています。
花の向きも違っているのですね。おもしろい!
「花が生きているなんだな」と実感する瞬間です。

あとは、これはあまり知られていませんが、
チューリップは球根花。他の球根花と相性がいい花材ですね。
しかし、スイセンと一緒にするときは注意をしています。
スイセンの茎から出る粘液は、他のお花の花持ちに影響を与えてしまいます。
スイセンの粘液は、数時間水につけておくと粘液がでなくなるので、それから
一緒に活けるようにして、少しでも長くお花を楽しむ時間が続くように愛情を注いであげてくださいね。