ユリとアルストロメリアを長持ちさせる


温かくなってきて、すこしずつお散歩が気持ちよい季節になりましたね。

もうすぐ桜も咲き始めて、お花見の季節です。

新しい季節の訪れを喜ぶ半面、お花屋さんとしてはお花が長持ちしなくなってくるので気になる季節になってきました。

お花が出すシグナルに気が付いて、ちょっとお手入れをしてあげるとお花のずっと長く楽しめるようになりますよ。

スカシユリ

よく見かけるユリ。
名前は色々とあります。種類もおおくてなかなか覚えるのが大変です。

花の形から、ラッパの形をしているテッポウユリや、杯の形や星の形をしているスカシユリ、花の部分が大きく反り返る形をしたユリなど様々。

写真のユリはスカシユリですが、大きく咲いた黄色のユリが少しシワシワ~としてきています。
綺麗に咲いているからそのまま鑑賞したいところですが、思い切って咲いている部分のお花だけ切ってしまってください。

切ると、他のつぼみに栄養がいきわたって、次に奥の蕾が綺麗に咲いてくれますよ。

フラワースクールに通っている生徒さんであれば、ご存じのアルストロメリア。
じつは、アルストロメリアはユリ科やヒガンバナ科と言われていましたが、両方の性質をもっているために、今ではアルストロメリア科として紹介されています。

とっても長持ちするお花なので、重宝して、色も様々です。
さあ、この写真で長持ちをさせるためのお手入れがわかりますか??

答えは、先についている花粉を取り除くこと。
フラワーアレンジメントスクールのレッスンでもよくお伝えしています。

さて、アルストロメリアには、リグツという原種を品種改良したものもあります。
今日の仕入れでも入っていますが、とってもきれいです。
うっとりとしてしまいます。

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明日から3連休です。連休や祝日のときも通常通り、金・土・日は営業です。20日(祝・月)はお休みです。
リグツと一緒にお待ちしています。