Fra cotta Deco Diary
2016.05.14
【Enjoy Flower Life】 ”わたしに出来ること”を見つけた場所
笠井 香さん
自然のなかで
本当に田舎なんです(笑)大学生になり田舎を離れて東京で暮らし始めたときも、たまに駅中の花屋さんで小さなブーケを買って部屋に飾ったりしていたので、そんなに意識したことはなかったけど、昔から花や植物が好きだったんだと思います。
ミモザの可愛さに導かれて
そこで生徒さんがつくったミモザのリースの写真を見て、え!これ生徒さんがつくったの?本当に??とあまりの可愛さに衝撃を受けたのを覚えています。
さっそく体験レッスンに申し込んで、そのままスクールに通うことになりました。
今は栃木に住んでいるのですが、月に2回というペースと振替レッスンもできるので無理なく通えており、いつの間にか3年目に突入しました。
誰かに贈る花
まだまだ稚拙なものだったのですが、みんなが喜んでくれるその反応が嬉しくて、贈る花の魅力にどんどんハマっていきました。
ウェディングブーケデビュー
ずっととっておきたいので造花で、形はキャスケードでという希望以外は任せてもらえたので、どんなものが似合うかなとイメージしながら、造花・ドライフラワー・エアプランツの花材を先生に用意してもらってつくりました。
結婚式当日、ブーケを持って登場した友人を見たら号泣。すごく綺麗だったのと、初めてのブーケ制作での緊張がほぐれたんだと思います。そのあとの記憶がありません(笑)
花を通して見えた世界
毎回、花嫁が登場する時にはすごく緊張してドキドキします。それと同時に「あれは本当にわたしがつくったブーケなのかな?」と不思議な気持ちになります。制作が終わったときが完成なのではなくて、花嫁の手に渡ったときにブーケは完成するのだという事がわかりました。大切な人の人生の晴れ舞台に、花を通して関われた事が嬉しかったです。お花を習っていてよかった!と思えた瞬間でした。