私が数年前にあげた結婚式の打ち合わせの時のことです。
ウェディングフラワーの打ち合わせに行きますと、ホテルのラウンジのようなお部屋に通されました。そこには、ゆったりとしたソファーと机が置いてあり、アルバムが数冊置いてありました。
制服を着たウェディングフラワーのご担当の方が、私にこう言いました。

「まず、ウェディングブーケですね。お客様のご予算ですと、このアルバムの中からお選びいただけます。」

アルバムには20点くらいのブーケの写真が並んでいましたが、私には、自分のウェディングドレスや身長に合うウェディングブーケが分かりませんでした。 また、ウェディングブーケの色も派手すぎたり、ちょっと薄すぎたりしていて、写真のブーケは“どこかが違う”ということは感じても、何が違うのか、どのように担当者に伝えたらいいのかが分かりませんでした。
とにかく、ウェディングによく使われるお花の種類、名前も当時は全く分からず、イメージが湧かなかったことを覚えています。

ウェディングドレスは、試着をしてお気に入りのドレスを見つけられる....
メイクやヘアは、事前の打ち合わせで自分の顔に合ったお化粧・ヘアアレンジを試すことができる....
なのに....なぜウェディングブーケは限られた写真の中から選ばないといけないのだろう・・・。
こんな気持ちになりました。
そして、次はウェディングのメインテーブル。担当者が言いました。
「ウェディングのメインテーブルですが、お客様のご予算ですと、このアルバムのAパターンのタイプになります。お花のお色目については、赤基調、黄色基調、グリーン基調、ピンク基調・・・。この5パターンの中からお選びいただけます」

正直言って、困りました。
アルバムの写真では、お花の色目がよくわかりません。当時、10万円相当だったように思いますが、予算内では5色の中から選ばないといけない状況に驚きました。ウェディングドレスだって、引き出物だって、沢山の種類の中から気に入ったものを選ぶことができるのに・・・・。
どうして、ウェディングフラワーは限られた中から選ばないといけないのでしょう・・。





ウェディング当日のお花のお打ち合わせをしていて、分かったことですが、この担当者が、当日のお花を制作するわけではありませんでした。
打ち合わせをしたウェディングフラワーの内容をメモにしてフラワーデザイナーに伝言するスタイルだったのです。
制作者でないからでしょうか、具体的な提案をしてもらえるわけもなく、ただただこちらの意向を聞くばかり・・・。
ウェディングフラワーに詳しくない者だけで打ち合わせをしている、といった状況です。
そこで、担当者に相談をしてウェディングブーケとヘアパーツだけは近所のお花屋さんから持ち込みすることにしました。
会場装花の持ち込みは不可だったからです。


そこで、近所のお花屋さんと打ち合わせの日程・時間を決めて、ウェディングブーケとヘアパーツの相談に行きました。
ところが、やはり満足に相談をすることはできませんでした。
なぜなら、次々と来るお客様対応に店主が席を外すため、相談は中断してしまうからです。
また、結婚式のお花なのに、まるで友人のお誕生日プレゼントのお花頼むような感覚でカウンター越しに立ったまま。
結果、渡された数種類の雑誌をパラパラとめくり、気に入ったブーケを数種類選んでみて、お任せしました。
店内には沢山の花が飾ってあるのに、雑誌の写真を見てオーダーすることとなり、不安を抱えたまま当日を迎えることとなりました。

結果的には、近所のお花屋さんのウェディングブーケとヘアパーツはとても素敵で、満足度が高いものをお届けくださいました。 ですが、私自身がウェディングフラワーを頼む際に実感したことや、経験をいかして、フラコッタデコのウェディングフラワーは「お打ち合わせの方法」や「お届けするお花」に様々な工夫をしています。
そのポイントは「フルオーダーメイド」「生花等を使ったお打ち合わせ」「制作からお届けまで」です。