2024.02.19 スクール
Fra cotta Deco×生徒さんの対談・インタビュー①(後半)
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花の仕事はいつ頃から始めましたか?
由紀子さん)フラワースクールに通って、2年目くらいでした。
堀口)凄いですね!!Careerクラスの段階だったんですね。
どんなお仕事が、お花の仕事デビューでしたか?
由紀子さん)私が勝手に、美容院にリースを納品しました。(笑)
堀口)良いんですよ!勝手に納品といった「積極性」。
美容室のスタッフ様やお客様に、リースを飾って喜んでもらいたい!といった想いから
行動しているのでとても良いスタートだと思います。
利益・利益最優先という考えよりもまずは、相手に喜んでほしいという気持ち。
相手のことを考えて、行動する→その流れを見ている方々に喜ばれて、
今度、由紀子さんに依頼してみようといった気持ちになります。
お仕事に繋がっているので、素晴らしいと思いますよ。 -
その後、春のリースを撮影のために、
美容院に納品☆
初めは、喜んでほしい気持ちで納品した
リースがだんだんに認知されてきて、
ご依頼をいただくように。
「まずは、やってみる!」
この気持ちから始めていきましょう。
何か変わるはず!! -
由紀子さん)テーブルアレンジメントのご依頼は2016年頃でした。
その頃からお話が来まして、心を込めて毎回花作りしていました。
堀口)
由紀子さんがお花のスクールに通っていることを、周りのご友人に伝えていたんですよね。
そのご友人の旦那様が仕事がら、アレンジメントが必要になる場面があり、依頼されたのですよね。
由紀子さん)そうだったと思います。
きっかけは何だったのか、実は覚えていないのですが、
「お花習っているから、何かお花が必要な時は言ってね!」と自分で売り込んだのかもしれません。(笑)(笑)(笑)
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Designer&Teacherクラスで印象的だったことは?その①
由紀子さん)
印象的だったことは、先生と他の生徒さん達の前で、
実際に花活けのお見本を作るデモンストレーションをした時です。
いつも作品に対して、正面で活けていましたが、作品の真横に立って生徒さんが
見やすいようにお見本を作る訓練のレッスンが、かなり見せ方に苦労しました。
それがあったから、今のレッスンやワークショップに生かされていると感じます。 -
Designer&Teacherクラスで印象的だったことは?その②
由紀子)
Designer&Teacherクラスのレッスンの中で、「テーマに合った作品作り」をしました。
アーティストさんの個展の招待状をみて、そのアーティストの作風や個性を考えながら、
作る形やデザイン、予算も考えてテーマに合った作品作りがとっても楽しかったです。
その作品は、かなり考えて作り込みました。
そんな想いがあるので、私の中で、とてもお気に入りの作品です。(上記の作品) -
今はどんなお花のお仕事をしていますか?
由紀子さん)
今はアレンジの講師を始めた段階です。生徒さんの前で実際にやれているのは、
こちらのDesigner&Teacherクラスのデモンストレーションのレッスンで
培った力・自信があるからだと思います。
堀口)
由紀子さんのInstagramの動画も拝見していまして、本当にしっかりとした
レッスンの組み立て、花活けですよね。生徒さんの皆さんも上達していますよね。
由紀子さん)
はい!本当に皆さん、楽しみながら上達しています。
堀口)
上達させるって先生の力量だと思うんですよね。褒める所を褒めながら、
しっかり指導していると思うので、
本当に由紀子さんは、お花の先生に向いていると思います。
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由紀子さんと花の関係性は?
由紀子さん)
以前、副業にしていた花の講師の仕事を本業にしようと思って動き出したところです。
HPを作ったり、自分で花の市場に行くようにしてみたり等、、動き出しています。
悩んだ時などはフラコッタデコにアドバイスを頂いています。
堀口)
上手な花選びの考え方、仕入れ方などもDesigner&Teacherクラスで教えていますので、
予算に合わせて作る形やデザインも構成出来るようになっていますよね。
由紀子さん)
それが楽しいです。レッスンのカリキュラムを考えたり、どういうテーマで作ろうか・・とか
テーマに合ったお花を市場で仕入れるとか・・考えるのが楽しいです。
堀口)
頭の中、活性化ですね。(笑)
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由紀子さん)
①イメージを確定した後に、花活けをする人
②花活けしている最中にイメージが確定する人
2パターンいると思います。
私の場合は、前者の方なので、
花のレッスンとかも、こんな作品作りたいな~と先にイメージして、
それに副った花材を用意する流れです。
堀口)
なるほど。花のレシピを作っているのですね。
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Fra cotta Decoは由紀子さんにとってそんな存在ですか?
由紀子さん)
部活のようでもあり、姉妹のようでもあり、お友達のようでもあり、そして先生のようでもあり。
色んな感情が入り混じっているので、これです!といった一つの答えは出せませんが、
相性がとても良いと思います。
先生方含め、スタッフの皆さん、本当に良い方なので、凄く感謝しています。
堀口)
本当に感慨深いですね。
出会った頃は、初心者として花のことを知らない状態でお越しいただいている生徒さんがほとんどです。
そんな方達が「人生を変える、考え方、価値観、その後の暮らしが変わっていく」のを見て、
フラコッタデコが皆様に出来る事、花の提案をこれからもしていきたいです。
皆さまの毎日の暮らしが充実して、
そんな日々の暮らしが、フラワースクールに通うことで前向きになるようにしたいです。 -
フラワースクールをご検討中の皆様にアドバイス
由紀子さん)
いろんな教室の体験に行ってみると良いと思います。
先生との相性、お教室の雰囲気との相性もあるので、
体験レッスンを受講して相性チェックしてみるのが良いですね。
居心地が良いと、長続きして、基礎がしっかり身につくと思います。
「美的センスがないのですが、大丈夫ですか?」とよく聞かれるのですが、
実際に習い始めたら、自信がなくても大丈夫なので、
先生のお見本の真似・コピーを作ることを集中していけば、
だんだんに自分のものになり、自信に繋がり、最終的に作れるようになれると思います。
最初の段階の先生の基本説明をしっかり聞いて、模写・学習すれば、自信がつきますよ。
堀口)
本当にその通りなんですよ。
まずは、講師の模写からスタート。
学習していく中で、どうしてそこに花を挿していくのか?など疑問があったら、
講師に聞けば、分かりやすく教えますので、自分の中で理解→おとし込みをすれば、
基礎力がついてきます。
由紀子さんのおっしゃる通りだと思います。
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堀口)
由紀子さんの花アトリエの名前教えてください。
由紀子さん)Salon de fleur rahi(サロンド フルール ラヒ)と言います。
皆さんがスクールで癒されたり、憩いの場になればいいな☆
そんなサロン的な存在になればいいなと思い、つけました。
堀口)
花の業界を、皆さんと協力して盛り上げていきたいので、
花に少しでもご興味ある方は、Instagram・HPをチェックして、
色んな所に体験に行って、楽しんでほしいです。
ぜひ、由紀子さんのアトリエもチェックしてみてくださいね。
堀口)
今回は、フラコッタデコのデザイナー&ティーチャークラスの卒業生の平野由紀子さんと
対談させていただきました。色々とありがとうございました。
これからも、このご縁を大切に宜しくお願い致します。
由紀子さん)
こちらこそ、宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
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𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 プロフィール
平野由紀子(ひらのゆきこ)
日本女子大学卒業。
2015年より、フラコッタデコ
ほりぐちあきこ氏に師事する。
フラワークリエイティブアワード2015入賞。
2016年から3年間パナマ共和国リッテル・ディアス大使公邸(当時)のテーブル装花を担当。
テーブルアレンジメントフラワーを得意とし、
相手に寄り添った作品を制作する。
2012から2年間ニューヨークに住んでいた経験から、日本語では花活けが難しい方へも
英語でレッスン可能。
アレンジメントの出張レッスンも行っており、
生徒さんの得意分野を伸ばし
優しく楽しく上達を目指している。
2019年、フラコッタデコの「Designer&Teacherクラス」を卒業。
その後、Salon de fleur rahiを開業。
>>>>平野由紀子さんとの対談+インタビュー前半はこちらから。
☆平野由紀子さんの花アトリエ情報☆
☆Salon de fleur rahiのHP
☆Salon de fleur rahiのInstagram