2019.07.17 スクール
【市場見学・仕入実習NO2】生徒さん、自ら市場で仕入れた花材で作品を制作!
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前回のブログの続きです。
7月15日(祝・月)にフラコッタ デコのフラワースクールのデザイナー&ティーチャークラスの生徒さんと花市場に行ってきました!!
朝6時にお店の前に集合し、車2台で花市場へ。
仲卸通りやセリ場・資材屋を見ながら、自分達の制作イメージに合った花材選びです。
前日の7月14日(日)には6回目のレッスンがありました。
「仕入れの基本知識」を学ぶレッスンでした。
今の時期は、どんな花が市場に出回っているのか、市場での取引方法の違い、価格帯の違い、仲卸の利用の方法、セリ表示板の見方、落札方法、フラワービジネスの形態によるオススメの仕入れ方法をレッスンで学んでいきます。
花材別の原価もお伝えしました。
その後、過去に注文をいただいた内容をもとに、実践型の商品作りへとレッスンは進みます。デザイン画を描く生徒さんもいれば、メインになるお花から考える生徒さんなど、制作に至るまでの過程はさまざまです。
ゴールをイメージして、花材を想定して、いよいよ翌日の花市場では、その花材を自らの足で調達しに行きます。
実際に、フラコッタ デコでよくある注文なのですが、お客様が、ある1枚のDMや写真を持ってきます。
写真に写っている作品や物・風景等を見て、何を求められているのか?どんな花を作るべきなのか?
お届け先のお客様がどんな商品をもらったら喜ぶかをイメージして作ります。
今回のレッスンも同じで、実践型として、
「ある1枚のDM」を見てイメージしていただきました。
そのDMの写真や言葉からどのようなイメージを頭に浮かべ、
DMの作家さんのどんな想いを読み取り、どのような商品を作るのか適切なのか考えました。
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「アクセサリー」「踊る」「一瞬」「DANCE」から連想をして・・・
生徒さん、ひとり・ひとり本当に個性が出ていました。
全く異なる形やデザインを作りあげました!!
こちらの生徒さんは、お写真には納まりきれないほどの、
左右に流れる・伸びるデザインです。
四方見を意識し、DMの個展の会場のど真ん中に飾るのに
適した仕上がりになっています。
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こちらは、裏面になります。正面・裏面・左右と
花の動きや表情が全く異なって見えますね。
躍動感があり、ダンスしている・踊りを感じる仕上がりです。 -
360度どこから見ても、花の表情が違って見えるように丁寧に
作っています。
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とても、丁寧で誠実な花作り・花の取り組みをしています。
また、スタイリッシュな制作が上手な生徒さんなので、
今後は、もっと手の込んだ作り込みやウェディングなどのお仕事もしていくと良いとお話しをさせていただきました。
さあ、他の生徒さんの作品はどうでしょうか?
次のブログでご紹介します。