2019.07.18 スクール
【市場見学・仕入実習NO3】生徒さん、花市場で仕入れた花材で作品を制作!
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7/15に実施したデザイナーティーチャークラス。昨日のブログの続きです。
生徒さんが自分で花市場で仕入れた花材を作って作品を制作しました。 -
実際にご注文をしただいたご依頼をもとに制作しました
「アクセサリー」「踊る」「一瞬」「DANCE」・・・。
DMの裏面には、キーワードがちりばめられていますが、DMの表面に印刷されているのはアクセサリーの写真が一つ。
そこから、彼女が読み解いたストーリー。
作家さんの想いや考えを想像して、それを引き立てるお花の形や色。
「なるほど」と思いました。
このように考えて、こう表現をして、こう作りましたというストーリーがあるほど、送り先も、ご依頼主にもより強く伝わりますね。 -
シンプルな色合いの中に、締め色を。
こちらを制作した生徒さんは、
送り先やご依頼主、それぞれの想いを
瞬時に読み取ることが長けています。
お客様の気持ちを第一に考えることができます。DMをみたときに、アクセサリー作家の
作品が比較的、シンプルのものが多いと判断し、会場に添える花の色合いもシンプルであり、女性らしい色合いにしています。
状況判断や求められていることを判断する力が素晴らしいです。 -
どの方向から見ても、スキがありません。
正面・後・左右と、枝や花の表情がそれぞれ異なるのも、魅力的です。
個展の開催日は、なんと5日間続きます。
5日間、キレイに咲き続けるように、長持ちするお花を取りいているところも、素晴らしいです!
何が入っているか分かりますか?? -
テーブル中央に配置するオブジェフラワー
こちらの生徒さんの作品も素晴らしい!
「手に抱えるのがやっと!」というほどダイナミックな仕上がりとなった作品。
事前に作る形を伺ったときには、これほど大きくなるとは想像もつきませんでした。
花市場では、判断力が素晴らしかった。
花活けには、とっても大事な能力です。
一瞬の出会いで決められなければ、セリで落札することもできませんし、仲卸では他の花屋さんに取られてしまいます。
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どうやって料理するか、
どうやって引き立てるか、
そして
この価格は見合っているのか、
この判断力を研ぎ澄ませてください。 -
この生徒さんは、花活けのときからその能力にたけています。
通常の花活けの姿が、そのまま市場に行ったときの姿です。
もしも、将来、お花の仕事をしたいと思っている方がいたら、日頃の花活けでも「判断力」を大切に養ってください。
まだまだ、市場見学・仕入実習の報告は続きます。残り2名のご紹介をお楽しみに!