2019.07.20 スクール
【市場見学・仕入実習NO4】生徒さん、花市場で仕入れた花材で作品を制作!
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7/15に実施したデザイナーティーチャークラス。昨日のブログの続きです。
生徒さんが自分で花市場で仕入れた花材を作って作品を制作しました。
「アクセサリー」「踊る」「一瞬」「DANCE」・・・。
DMの裏面には、キーワードがちりばめられていますが、DMの表面に印刷されているのはアクセサリーの写真が一つ。
そこから、彼女が読み解いたストーリー。
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見てください!!とっても素敵に仕上がっています。
こちらの作品を制作した生徒さんは、
とても柔軟性があります。
前日のレッスンでどんな形・デザインを作ろうか、とても悩んでいましたが、
実際に当日市場に行った時に、
瞬時に彼女の目に入った新鮮なお花や発色の良い色の赤のダリアを選び、選択した花材からテーマに合ったデザインを作り上げました。
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大胆さと繊細さが入り混じった仕上がりです。
こちらのデザインは、四方見で360度どこから見ても綺麗な仕上がりになっています。
真ん中がスッキリとくぼんでいます。
360度外側に花々や枝が立体感が出るように、
活けています。同時に空気感も漂い、
とても豪華です。野バラの枝の曲線美が
とても素敵ですね。華奢な花々が軽やかに
踊っている様に見えます。
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見せ場をしっかりと創っています。
見せ場には、なんとも言えない絶妙な色合いの紫陽花+発色良い赤ダリアを。
紫陽花・ダリアと花材として特徴的なのは、
丸い形が「ボンボン」と可愛い。
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見せ場をもう少し近くで見てみましょう。
紫陽花だけでは、全体がナチュラルすぎて
ぼやけた印象になることから、
色のポイントとして、濃い色合いの朱赤の
花を持ってきました。
市場にて、しっかりと作品(商品)の色合いの
イメージができています。
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後面はどうなっている?
後ろからのデザインです。
全体的には、ナチュラルで自然な動きを
出しています。見せ場をしっかりと見せたいので、他の角度は自然的な緑を中心に調整しています。
この作品を創った生徒さんの強みは
その時に与えられた花材を最大限に引き立たせ、花活けできることです。
あまり、細かく、デザインを考えず、
楽しく活ける!をモットーにこれからも
花のある暮らしをしていきましょう!
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続いて、最後の一人の作品を見ていきましょう!同じテーマから、全く異なる作品に仕上がっているので、見る人も本当に面白い!
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流れ落ちるキャスケード型アレンジに。
とてもスッキリとした流れ落ちるラインが
美しいデザインです。
この生徒さんは、キャスケード型など
流れ落ちるデザインがとても得意です。
山帰来やデンファレ・カラーを上手に使いながら、女性らしいデザインになっています。
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見せ場には、可愛い八重咲きのユリを。
見せ場には、八重咲きのピンクのユリ。
このユリ、めちゃめちゃ可愛いですね。
「ジュアナ」という名前のユリです。
何重にも花弁が重なり合い、女性らしさと
少女っぽさも感じます。 -
可愛いユリをもっと近づいてみてみましょう。
今回のテーマ、
「アクセサリー」「踊る」「一瞬」「DANCE」・・・。
女性らしさやシンプルなアクセサリー創りを感じさせるDMです。
流れ落ちるデザインとピンクのユリが
女性らしい雰囲気を上手に表現できています。
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色合いがとても爽やかです。
こちらの生徒さんの作品もどこから見ても
綺麗に制作できています。
ご自身の得意分野の花活けをより知り、
もっともっと曲線・直線・女性らしいデザインを追求していきましょう!
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デザイナー&ティーチャークラスの市場見学・水揚げ・制作を終えて。
2日間連続で、仕入れの勉強や実際に
市場に行って仕入れる→仕入れた花材の水揚げ→制作と濃いレッスンになりました。
通常のレッスンでは、学べないことだらけでしたね。途中、疲れが出てきて放心状態の時間もありましたが、花活けし始めると、皆様の
空気が変わりました。
やっぱり、花が好きなんですね。
花活けしている時の、表情、
とっても良い顔をしていました。
次回のレッスンは、ラッピングやリボン作りなど、花を飾るデザインの総復習です。
また、学ぶポイントが変わってきますが、
楽しく+今後に役立つようなレッスンにしていきましょう。
皆様、お疲れ様でした。
【市場見学・仕入実習NO3】生徒さん、花市場で仕入れた花材で作品を制作!