2025.09.25 レッスンレポート
リース&スワッグ「パンパスグラスの黄金スワッグ」レッスンレポート
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季節をしつらえる生花からドライフラワーへ変化を楽しむスワッグレッスン
年に5回開催をしているリース&スワッグクラス。
今月9月は「パンパスグラスの黄金スワッグ」を制作しました。
大きくてダイナミック、フワフワで美しいパンパスグラスを贅沢に使って、
季節の実「ツルウメモドキ」をデザインした黄金スワッグ。
手が痛くなるほど、立派なスワッグが出来上がりました。 -
1.5メートルほどあるパンパスグラスを使います。
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緑色から黄色への実へ変化するツルウメモドキ
秋が深まるにつれて、レッスンでも登場することの多い「ツルウメモドキ」。
まだ青々とした実は、やがて黄色く色づき、そして殻がはじけて鮮やかな赤い実をのぞかせます。その変化の過程はとてもドラマチックで、アレンジメントやリースに取り入れると、作品そのものが季節とともに表情を変えていくのが魅力です。
今回のレッスンでは、緑から黄色へと色づき始めたツルウメモドキを手にしていただきました。ひと枝に秘められた「これから先の変化」も一緒に楽しんでいただけたのではないでしょうか。 -
立派なツルウメモドキを2本。
どの枝ぶりを生かして曲線を描き、スワッグに自然な動きを与えるか——。
受講生の皆さんは講師と相談しながら、一枝ごとの表情を見極め、デザインの方向性を決めていきます。
枝の流れを少し変えるだけで、仕上がりの印象がぐっと変わるのがツルウメモドキの面白さ。力強さと繊細さを併せ持つこの枝物ならではの魅力を感じながら、ひとつひとつ丁寧に形を作っていきました。 -
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一緒に組み合わせる花材も生花からドライになるお花や葉
今回のスワッグには、ツルウメモドキと合わせて、生花からやがてドライへと表情を変えていく素材を取り入れました。
グレビリアゴールドの葉が軽やかな動きを添え、シースターやエリンジュームがほどよいアクセントに。時間とともに色や質感が変化し、長く楽しめるのも魅力です。
枝の力強さと花材の繊細さが響き合い、季節の移ろいを感じられるスワッグを仕上げます。 -
個性豊かなスワッグが出来上がりました
7名のみなさんと一緒に取り組んだ今回のスワッグ作り。
枝をしっかり束ねる場面では「手が痛い…!」「体力の限界かも…」なんて声もあがり、真剣な中にも笑いがこぼれる時間となりました。
ツルウメモドキの力強い枝ぶりと、グレビリアやエリンジュームなどの花材をどう生かすか、それぞれが悩みながらも工夫を重ねて。出来上がった作品は、どれも個性豊かで、その人らしさが光る仕上がりとなりました。
「大変だったけれど達成感がある!」と笑顔で作品を手にするみなさんの姿が、教室にあたたかな空気を広げていました。 -
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講評とお茶タイム
作品が仕上がったあとは、講評とお茶の時間。
講師からは「立体感を出すにはどう枝を動かすか」「隠しワイヤーをどんな風に忍ばせるか」など、一人ひとりの作品に合わせたアドバイスがありました。
なるほど!と頷く声や、次はこうしてみようかなと前向きな表情が印象的でした -
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真剣に手を動かす時間と、ほっと心がほどける時間。その両方があってこそ、レッスンの楽しさがより深まります。
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レッスン後に外へ出て撮影会
講評とお茶の時間を終えたあとは、教室を飛び出して撮影会へ。
自然光の中に作品を置いてみると、室内とはまた違った表情が現れます。枝の影や花材の色合いがやわらかく浮かび上がり、「わぁ、こんな風に見えるんだ」と新たな発見も。
それぞれがスマートフォンを手に、角度を変えたり背景を工夫したりしながら、作品との対話を楽しみました。
レッスンの仕上げにふさわしい、充実したひとときとなりました。 -
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「手が痛くなるくらい大変だったけど、やっぱり出来上がると嬉しいですね」
「同じ花材を使っているのに、みんな違う表情になるのが面白い」
そんな感想が飛び交い、カメラを構えながら笑顔だったり、仲間の作品を褒め合う時間。 -
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撮影会の最中も、「ここ、もう少し動きを出したいのですが…」「この枝の向きは合っていますか?」「しずく型にするためには」と、気になる部分を先生に直接相談する姿がありました。
外の光の中で作品を見ると、室内では気づかなかった表情が浮かび上がり、より具体的なアドバイスを受けられるのも嬉しいポイント。
ただ写真を撮るだけでなく、学びが続いていく時間となり、参加者のみなさんの表情もますます明るくなっていました。 -
次回のレッスンは11月。
季節はさらに深まり、花材の色合いも冬へと移ろっていきます。
どんな出会いと作品が生まれるのか、楽しみです。 -
12月と2月のみの【2回コース】も、若干名のお席をご用意できました
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また、12月と2月のみの【2回コース】も、若干名のお席をご用意できました。
フラコッタデコのレッスンでは、いつも「これだけの花材が揃うなんて!」と驚きの声があがります。
他ではなかなか手に入らない花材や、季節ならではの珍しい枝や花をふんだんに使い、スワッグやリースを作る特別な時間です。
12月は冬の深まりを感じる素材、2月は春の気配を少しずつ取り入れた花材を予定。ひとつひとつの素材に触れながら、オリジナルの作品を仕上げる贅沢な体験をお楽しみいただけます。
ご興味のある方は、ぜひお早めにお申し込みください。お席を準備させていただきます。2回で33,000円(税込み)です。