2022.11.22 スクール
美味しい秋のテーブルアレンジ
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11月後半のレッスンは、「美味しい秋のテーブルアレンジ」というテーマでレッスンをしました。
あまりに可愛いので、「写真撮らせてください~!」っとお願いをしての撮影です。
今回のテーマは・・・
「高密度の中にも動きがあって、華やかさを表現する」という抽象的なお題。
う~ん、もっと嚙み砕くと・・
「大きなサークルという空間の中で、花材が広がらないように密集させながらも、アクセントを入れて立体的なデザイン」というテーマ。
生徒さんに自由に考えてデザインしてほしいから、テーマは抽象的に・・・決めすぎない・・・を心がけてみました。
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個性があふれていますね。
ケイトウの一部を使って、クリスマスツリーを見立てているのかな。
トップにヒバと、ノバラの実がポイントです。
美味しそう♪実を食べたくなります!
自宅に飾ったら間違いなく素敵なテーブルになりますね。
黄色のクリスマスツリーを支えているバジルも香りとともに、安定感のデザイン。細部にもこだわっていて楽しいアレンジメントですね。 -
今回のお花の仕入れは、4つのことを考えて用意しました。
①単調にならないカタチ
②秋らしい配色
③枝は数本で自由度が高い花材、
しなる枝も面白い
④実をいれたい
いやー、本当に以心伝心とはこのことですね。
とくに、コオリヤナギを上手に使ってくださいました!ありがとう!
枝を立体的に上に伸ばし、枝に絡ませるようにノバラを使ってくれたり、コオリヤナギの枝をしならせて器からはみ出るような表現。
本当に嬉しかったです☆
通じ合った~という気持ち。
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仕入をするときには「想い」「考え」というのがあるのですが、詳細をつたえずにパスをすることもあります。
パスを受け取った明子さんが、花材からその「想い」や「考え」をくみ取ってくれて、表現をする。
その一連の流れがピター--っと合うことがあるんです。
今回は生徒さんと、まさに、そんな感覚がありました。
今週末で、このテーマのレッスンはラストです。今週末は、もう少し違った形の枝を用意してみようと思います。
ギザギザ・・これがヒント。
今週末の生徒さんの作品を拝見するのも楽しみにしています。